Johannes Norlander

ヨハネス・ノーランダー

 1993年から1995年まで、スウェーデン・ゴセンブルグのChalmers University of Technologyで建築を勉強し、その後、Konstfac、University college of arts、crafts and designで学びます。そして、1996年から1999年の間、Stockholm Royal institute of Technologyで、再び建築を学びます。2001年に、デザインオフィス、Johannes Norlander Arkitektur & Formを設立し、スウェーデンを拠点に、建築と家具をメインに活動しています。

 

 また、2004年にもオフィス、Johannes Norlander  Arkitektur ABを立ち上げています。建築家であり、家具デザイナーであるヨハネス・ノーランダーの魅力は、原型的なオブジェに、ポエティックな広がりを吹き込む能力です。彼の作品は、至ってシンプルで、ミニマルなデザインが特徴ですが、ユーモアや喜びの表情を含んだものが多いです。そういった家具デザインは、現在、スウェーデンのNolaやAsplund、そして日本のE&Y、Collexなどのクライアントに生かされています。

 

 なかでも、Nolaから発表された「Kyparn」は、ヨハネス・ノーランダー自身にとっても、Nolaにとっても、代表作と言える逸品です。無駄をそぎ落とした細いラインとそのユニークなフォルムは、彼の世界観を凝縮したかのようでもあります。2005年、Bruno Mathsson Prize受賞、2006年、ストックホルムにて、エキシビジョン「Constructs」を行います。

 

 

Kyparn for Nola

Kyparn(シーパン)とは、スウェーデン語で「ウェイター」という意味です。カフェシーンをイメージしてデザインされたこのチェアは、水やキズに強いと沿うが施されたスチール製で、屋内外で使用可能です。座面は柔らかなラインで構成されているので、無機質な堅さは感じさせません。また、アームの緩やかなカーブがエレガントな印象を与えてくれます。

 

 

 

 

Cano for E&Y

つや消し加工のメタル素材のシェルフシステムです。表情豊かなクロスのサポートが、シンプルなシェルフに個性を与えています。

 

 

 

ASK for Collex Living

丈夫、かつ木ならではの風合いが良く出るアッシュ素材を使ったチェアです。後脚のさりげない角度、アーム部分の波線が、とてもエレガントなイメージです。